裏ダンデ - 弐 -
~ 前ページの再現 ~
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最近は、人数が多いため、テーブルをL字にしてバトルを行っているのですが、
どうしてもスペースが狭いため、ワタクシが勝手に新ルールもうけました。
そのルールはコチラ
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【バトラー対象:新ルール】
「この踏切線を越えたら人間失格になっちゃうよ」
・・・・・・・
です。
バトラーの皆さん、時間ばかりに気をとられてると足元すくわれちまうぜ!!
そこんとこ、四露死苦!!
それでは、始めていきましょう~
と、このようなくだりからバトルがスタートしたわけだが、
疑惑がかけられた方が1人、浮上してきたのだ!
その人とは・・・
「他人の前ではおどけてみせるばかりで、
本当の自分を誰にもさらけだすことのできない男」
” ウィキペディア「人間失格」より引用 ”
寺下さんなのだ!!
たしかに言われてみれば、あの流暢なバトラーっぷりは、おどけて見せているようだ。
しかし、その見事なトークの中での、アノ冷めた眼差し・・・
まさに上の表現と合致する「人間失格」人間ではないか!!
待て待て。
違う、違う、そ・お・じゃ、そ・お・じゃなぁい♪
だからと言って、自ら失格になるようなことをする人間なんているはずがない。
少なくとも、私が知ってる寺下さんは、そんな人じゃない!
(会った回数は3回くらいだっけ・・・)
私は信じていた。
そして、寺下さんのバトルを聞いていた。
まだ、始まったばかりだが、見事なバトラーっぷりだ。
ここでは、まだ判断材料に乏しい。
まだ静観しよう。
ん!?
皆さん、お気づきだろうか?
寺下さんの足元!
ギリか、あれはギリか、もしくはギリギリアウトなのか!?
ギリギリ踏みとどまっている!
寺下さんの左足が踏みとどまっている!
まだ人間でいたいと叫びたがっている!
そうだ!まだ、全然アウトじゃない!
寺下さんは、アウトな人じゃない!
ほかの3人と一緒で真の王者になったじゃないか。
このまま、左足が踏切線を拒むように踏ん張れば・・・
残りは、2分弱。
オレは寺下さんに人間失格の烙印なんて押したくはないんだ。
いけー!寺下さんの左足ぃぃぃ!
右足、出ちゃった・・・
はい、失格。
だから、言ったろう!
足元すくわれちまうってさ。
足元がお留守になってたぜっ、寺下さん。
次回は、動かないように100トンの靴でも用意するこったな!
じゃ、あばよ!
~ おしまい ~